郡上おどりとは
「見るおどり」ではなく「踊るおどり」と言われる郡上おどりは、国の重要無形民俗文化財に指定され、その曲目は全10種を数えます。
毎年7月の中旬から9月の上旬にかけて30数夜にわたって踊られる、日本一ロングランの盆踊りです。おどり会場は一晩ごとに変わりますが、これは町内の縁日まつりにちなんでいます。
平日と日曜日は午後8時から午後10時30分、土曜日は午後8時から午後11時、徹夜踊りの4日間(8月13日から16日)は午後8時から翌朝の4時過ぎまで踊り続けられます。
郡上おどりの種類
- 古調かわさき
- かさわき
- 春駒
- 三百
- ヤッチク
- げんげんばらばら
- 甚句
- さわぎ
- 猫の子
- まつさか
郡上おどり免許状
郡上おどりには免許状というものがあります。その日ごとに課題曲が決まっており、審査の時間になると、おどり屋形に課題曲が表示されます。審査が始まると保存会員による審査が行われ、上手に踊っている方に木札が手渡されます。この木札をおどり会場の郡上おどり保存会の事務所に持って行くと免許状と交換することができます。
